2021年1月16日 星期六

ラクトパミン入り豚肉の輸入解禁に無関心 江啟臣主席:8月28日に国民投票で決着をつけよう

ラクトパミン入り豚肉の輸入解禁に無関心 江啟臣主席:8月28日に国民投票で決着をつけよう

中国国民党江啟臣主席は本日(1月16日)国民投票を加速させるため、新竹市竹蓮寺で宣伝演説を行いました。馬英九前総統や羅智強革命実践研究院院長、新竹市議会議長を兼任する許修睿新竹市党支部主任委員、呂學樟中常委、鄭正鈐委員など多数の地方民意代表が揃って出席し、ラクトパミン入り豚肉の輸入に反対する代表的人物である蘇偉碩医師も現場でスピーチをしました。江啟臣主席は蔡政権は国民のことに無関心で、口先では謙虚に話し合いをすべきだと言っていましたが、解禁後には、更なる国民の理解と協力を仰ぐのみです。そのため、江啟臣主席は国民投票を行って、国民が決めようと述べました。

江啟臣主席は、中国国民党はすでに9月6日に二つの国民投票を行うことを決め、過去4年間、民主進歩党が政権を握っている状況により、立法院は多数決の暴力と民進党の意思、総統一人の命令に従っています。12月24日に立法院で行った行政命令表決は明らかな証拠であり、民主進歩党からは良心を持つ三名のみが票を入れなかっただけで、他のすべての人は党の意思に屈従し、民意を顧みませんでした。1月1日にラクトパミン入り豚肉を正式に輸入する前に、行政院は地方自治法は中央の決めた法律に抵触するため無効であると改めて発表しました。新竹市議会は中央政府が制止する中の昨日(1月15日)市民の健康を守る自治法を通過させ、市民の支持を得ました。

江啟臣主席は以下のように指摘しました。行政院と政府に反すると、すべて無効とされます。これが私たちの政府の現状です。何度も国民に「ラクトパミン入り豚肉の輸入に反対することはアメリカに反対することだ」という事実ではない情報を伝えています。江啟臣主席は「6割から7割を超える国民がラクトパミン入り豚肉の輸入に反対しているが、その人たちはみんなアメリカに反対しているということなのか」と疑問視しています。「(国民は)ラクトパミン入り豚肉の輸入には反対していますが、米国産の豚肉は歓迎している」と言いました。江啟臣主席は二重基準や二元論であるとレッテルを貼ることは民主進歩党がよく使う手段です。政府がラクトパミン入り豚肉の輸入を解禁した後に無責任な態度を取り、地方自治法で管理することまで制止しました。それに対して、国民は自身の健康と子どもたちの未来のため、自力で救済するしかなく、蔡政権が引き起こした混乱の尻ぬぐいをさせられていると述べました。

江啟臣主席は9月から第一段階の連署を行い、今ようやく第二段階の連署作業に入りました。1月9日から連署が始まり、それから一週間後に、「ラクトパミン入り豚肉に反対する」と「国民投票を返せ」の二つの国民投票案は各13万人分を超える連署申込書が届きました。江啟臣主席は現在、各地の連署数が飛躍的に伸びている状況から、近々、法律が定めた国民投票の割り当て数を突破することに自信を見せました。。

江啟臣主席は以下のように指摘しました。国民が望んでいるのは健康と食品安全ですが、蔡政権の傲慢な態度により、総統をはじめ、立法院、行政院まで民意を顧みる機関がありません。民意は6割から7割が反対の声を上げていますが、蔡政権はそのような抗議や反対は無効であると述べています。江啟臣主席は国民投票に参加しよう、国民投票で決着をつけようと呼びかけています。

江啟臣主席は、政府は解禁したラクトパミン入り豚肉を十分に管理できず、台湾豚肉の認証マークとステッカーの基準もいまだに統一されていないため、解禁してすぐに市場は混乱の状態に陥り、国民はどの基準に従うべきなのかわかりません。政府の信用をこの混乱で失っている状態で、このような基準に意味はあるのかと江啟臣主席は疑問を呈します。管理準備が整っていない状態での解禁は受け入れられないと示しました。

最後に、江啟臣主席は本日会場でスピーチを行った来賓の蘇偉碩医師はラクトパミン入り豚肉の被害者であり、まだ豚肉の輸入が始まっていないのに、すでに政府の嫌がらせを受けました。蔡政権の無関心に対し、国民は自分で自分を救うしかありません。8月28日にみんなで公民権を使い、国民投票に行きましょう。国民投票により、どんな豚肉を食べるかを決めましょう。食卓には安全な食べ物を載せるべきだと述べました。中国国民党は必ずや国民と共に8月28日まで頑張ります。国民投票により政府に決着をつけると強調しました。
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