2021年1月12日 星期二

国民投票のための署名運動 自転車で台湾を縦貫する 江主席「国民投票で自分の意思を伝えよう」

国民投票のための署名運動 自転車で台湾を縦貫する 江主席「国民投票で自分の意思を伝えよう」

中国国民党主席 江啟臣は12日午前、「国民投票のための署名運動 自転車で台湾を縦貫する」の出発イベントに出席しました。まもなく自転車で台湾を縦貫し、国民投票のための署名運動を呼びかけることになっている革命実践研究院(中国国民党の党内研修機関)羅智強院長と中国国民党国際事務部何志勇副主任を激励しました。江主席は「自転車で台湾を縦貫する」イベントに活力が漲るようにとの思いを込めて、空気ポンプを両氏に送るだけでなく、自らも両氏とともに自転車で党本部から立法院まで行き、台湾人民が立ち上がり、国民投票の一票で自分の意思を表すよう呼び掛けました。

江主席は以下のように述べました。自転車で台湾を縦貫する目的は「ラクトパミンを使用した豚肉への反対」と「国民投票権の制限への反対」の二つ国民投票案の署名運動を推進することです。先週末の署名運動の結果は良かったものの、署名数が基準に達するまでには、更なる努力が必要であるため、革命実践研究院羅智強院長がこのイベントを企画しました。これはつまり、民進党政府が命令を出す以外、何もしていないため、国民が自立し、自ら努力し、自力救済するしかない状況にあることを示しています。

去年末、民進党は立法院にて数の暴力で行政命令を可決させました。その過程における審議と討論では八百長が行われたほか、行政院も記者会見で各地方自治体の自治条例は憲法違反であると宣言し、地方公務員に、もし中央政府の命令に従わないなら厳罰することもあると警告し、公然と威嚇しました。

このような状況下では、国民には自分の意思を政府に伝えるという選択肢しかありません。

 「民進党は選挙前には民主的な政治を行うと言っていたが、選挙後には、すべてのことを民進党が独断で決めている」と江主席は語りました。蘇貞昌行政院長が情報提供を承諾した「豚肉ダッシュボード」(豚肉の輸入状況を国民と共有するウェブサイト)にも間違った数値が示されたり、即時に更新されなかったりする状況で、国民は政府を信頼できるでしょうか。市場で豚肉を売っているすべての店は台湾豚認証マークを貼り付けましたが、国民はこのマークの信頼性に疑問をもっています。国民の台湾豚認証マークに対する不信感は即ち、政府への不信感を表すものです。国民が政府を信頼できない今、政府の行うことは全て不必要なことであり、国民は自分を信じるしかありません。

「食の安全のためのイベントの開催を自転車で宣伝する」ことについて羅智強院長は以下のように説明しました。今回の国民投票のための署名運動では非常に多くの署名を集めることを目標に掲げており、各地において積極的に参加してもらい、また推進を喚起するため、羅智強院長自身も3日間にわたり台北を回り、台北の各MRT駅にて路上演説しました。本日から自転車に乗り、北部の台北から南部の屏東まで、あちこちの街角や署名運動の拠点を訪れ、各種のイベントを開催し、台湾の人々が国民投票のための署名運動を支持するよう呼びかける予定です。屏東を訪れた後は車で、台東や花蓮、宜蘭、基隆に行き、引き続き国民投票のための署名運動のために努力すると強調しました。

 民進党政権はラクトパミンを使用した豚肉の輸入に反対を示した約七割の民意を無視し、ラクトパミンを使用した豚肉の輸入を強行しました。しかし、蔡英文政権はその理由さえ述べておらず、ただ国民を騙すことを繰り返し、

台湾人のラクトパミンを使用した豚肉輸入への反対意見を軽視しています。時が過ぎれば、国民は輸入に慣れるはずだと考えているようです。そのため、羅智強院長は国民が署名や国民投票をすることにより、蔡英文政権に「我々を軽く見るな」と訴えることを望んでいます。我々は国民の食の安全のために最前線に身を投じ、決して民進党政権に時が過ぎても、国民はこのことを忘れないということを知らしめます。

元アメリカ大統領ブッシュ・ジュニアは「台湾はアジアだけでなく、世界の民主の灯台とも言える」と語りましたが、蔡英文政権はその発足以来、台湾人民が直接に民権を行使する権力の減縮を狙っています。国民投票のための署名運動を呼びかけることは単に民進党政権に台湾の民意を示すのみならず、国際社会にも台湾人民の決意を示すこととなります。台湾の民意が必ずや再び広く反映されることを確信し、蔡英文政権にその間違いを是正させると国際事務部何志勇副主任は述べました。

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