2021年1月6日 星期三

中国国民党「香港民主化発展の破壊を望まず」

中国国民党「香港民主化発展の破壊を望まず」

香港警察が6日朝、香港国家安全維持法に違反した疑いで民主派関係者を50人以上逮捕したことについて、中国国民党はこれについて高い関心を持っていると表明しました。香港政府の法執行行為により引き起こされた香港社会における民主化発展の萎縮効果や制限を中国国民党はどちらも望んでいません。

中国国民党の長期に渡る香港の自由と民主を支援する立場を変わりなく維持し、香港の人々の状況に対し強い関心を持っていると強調しました。近年に入り、香港の自由化や民主化の将来の行く先について確実に懸念すべきことがあります。中国国民党は「人心をつかんでこそ、穏やかな統治ができる」と確信し、言論の自由と個人の自由を損なうことはいかなることでも香港の民主化発展の妨げとなるでしょう。我々は、北京当局と香港政府に対し、香港の民主と自由を慎重に扱い、容受し、香港の自由化と民主化の発展を制限したり、破壊したりしないよう呼び掛けています。

以前、香港政府は「予備選挙を実施すれば将来の選挙は不公平になる」という見解を表明しましたが、基本的には憂慮に終わりました。台湾の経験から見れば、民主制度における予備選挙の機能はどちらかというとポジティブなものです。香港が民主化発展を続けるなら、安定した社会を土台にし、制度の革新を行わなければなりません。安定した政党競争関係は、香港社会をより自由にし、より活発にします。泛民主派は予備選挙を実施するに留まらず、建制派(すなわち体制派、親政府派)も予備選挙を実施すべきです。このように二つまたはそれ以上の穏健な政党が形成されれば、香港の民主主義はたくましく成長し、中国大陸との関係もより穏やかに発展するでしょう。

いかなる民主的な政党でも議会で過半数の定員数を占め、政府に対し最善な監督策の提出することを目指しています。もし、政策実施を厳しく監督されたくないばかりに、香港人の表現の自由や穏健な政治体制を創るという理想を制限することは過剰反応であるのみならず、効果としても得より損失のほうが大きいでしょう。

中国国民党は中華民国憲法や中国国民党と香港の繋がりや陸港関係(中国大陸と香港の関係)と両岸関係との連動に基づき、長期に渡り香港人の境遇を関心を持ち、香港政府の施政にも注目してきたと強調しています。改めて香港政府に対し、香港国家安全維持法は極めて慎重に行使すべきであり、「国家政権転覆罪」は最も厳格に定義するよう呼び掛けています。人々が香港の自主性と施政の透明性を信用できないなら、香港の民主と自由のみならず、両岸関係にも悪影響を及ぼすかもしれません。
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