2021年5月19日 星期三

江啟臣主席「水不足、電力不足、ワクチン不足」が民主進歩党の最も鮮明なイメージに



江啟臣主席「水不足、電力不足、ワクチン不足」が民主進歩党の最も鮮明なイメージに


本日(5月19日)、中国国民党中央常務委員会(中常会)は、初のオンライン会議を行いました。江啟臣主席はあいさつで次のように強調しました。「明日は蔡政権の発足から5周年を迎える日です。『水不足、電力不足、ワクチン不足』は言わば、民主進歩党を表す最も鮮明なイメージになっています。蔡政権はリスクに対する感度が鈍く、執政の実効性がないことは明らかです。5月20日の前夜に、民主進歩党に対し、呼びかけました。「金をばら撒き、情報操作したり、感情的な管理をやめ、理性的な管理を行い、穏健な国家の発展を目指すべきである」江啟臣主席は党のみんなに、より一層努力し、民衆に安定した政治を行うもう一つの選択肢があること知ってもらうよう望んでいます。

江啟臣主席は、過去一週間に、台湾の社会は新型コロナウイルス感染者の急増や2回の大規模停電と、そして水不足の深刻化という三重苦に遭い、国民の生活は重大な衝撃を受けました。まず、中国国民党は各新型コロナウイルス感染症対策に協力し、不要不急の移動と接触を控え、新型コロナウイルスの感染経路を断ち切るよう国民に呼び掛けています。また同時に、中央政府と地方政府は、人々のニーズを出発点とし、積極的に各種の支援措置を講じ、新たな、まん延防止措置による国民の生活への影響を軽減すべきです。中国国民党も身をもってこれを示すため、時差出勤実施し、防疫を最優先にしており、党の任務を引き続き行うと述べました。

急速な感染拡大に対し、江啟臣主席は以下のように述べました。各界は医療機関に余裕があるか、また、政府が最前線に立つ医療従事者たちに十分な援助を与えているかについて注目しています。昨日、地方医療機関の医療従事者たちが積極的に各地の簡易検査支援のために、向かいました。私たちは心より感謝と敬服するほか、党の医療委員会を介し、「十分な医療物質を確保、医療従事者の健康を保証、社区のコロナ簡易検査所を増設、重症度に応じた振り分け」という四つの呼びかけしました。本日、大学病院のスタッフが感染したことに対し、中国国民党は迅速に新型コロナ専門医療施設解説の重要性を促しました。中央感染症指揮センターがこの提案を受け入れ、まん延防止のために、共に努力することを希望します。

江啟臣主席が強調する点は以下の通りです。新型コロナウイルスの感染拡大をいかに厳密に封じ込めても、それは一時的な対策であり、ワクチンこそがウイルスに対抗する最終の手段です。現在、ワクチンの接種率の高い欧米諸国では徐々に防疫規制が緩和され、社会の経済再開へ向かっていますが、私たちはワクチン不足により、厳しい防疫規制へと引き上げている状況です。それは我が国の現段階のワクチンの取得政策に明らかに大きな問題があるということです。国民の努力により防いできたパンデミックが簡単に変異株により拡大し、更に、コロナ収束後の最初の経済回復タイミングを失ってしまいました。

江啟臣主席は、以下の点を疑問視しています。中央感染症指揮センターは、未だにワクチンの購入が困難に遭遇している原因について説明できず、昨年には、民間企業を介し、十分なドイツ製薬会社のバイオエヌテック(BioNTech、BNT)のワクチンが調達可能であると言っていましたが、最終的に破棄されたのはなぜか。それについて、国民も疑問を抱いています。新型コロナウイルスが猛威を振るう中、責めるわけではありませんが、中央感染症指揮センターは教訓から学び、国際的標準に達することができるよう、有効で安全な新型コロナウイルスのワクチンを取得し、素早くワクチンの接種率を高めるための手段を講じるべきです。民主進歩党政権は各方面からの善意の支持に対し誠意を持って臨み、政治的な操作により悪意受け取ることのないよう呼びかけています。

一週間のうちに連続して二回ブレーカーが落ち、輪番停電になったことについて、江啟臣主席は、「新型コロナウイルスの警戒レベルの引き上げにより、多くの人々がステイホームを強いられ、二回連続で停電しました。輪番停電をしたことでステイホームの指示に従っている人たちは苦痛を被ったことでしょう。民主進歩党は相変わらず、巧みな話術で国民をだまし、軽く謝罪しただけで、解決方法は何一つ提出しておらず、失望した」と示しました。

江啟臣主席は、次のように強調しました。「2017年の815大停電後、蔡英文総統は安全な電力供給網を強化することを宣言し、昨年八月にも経済部が2030年まで電力欠乏の問題はないと宣言しましたが、それらはただの空言でした。民主進歩党政権は給電不足やグリーンエネルギーの安定性の低下といった目前の事実を直視し、エネルギー政策により一層危機感を持たなければ、何度も電力制限危機に陥ることは避けられません。」

最後に、江啟臣主席は、水不足解消しておらず、中南部のダム貯水率は僅か一桁であり、将来的にそれが常態化する可能性のある干ばつに対し、過去の経験に基づいた水資源計画に遅れが出ないよう策定しているのか、また、水システムの再構築には先手、先手で対応しているのか、これらも忘れてはならない大きな挑戦であると指摘しました。
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