中国国民党文化伝播委員会
中華民国109年9月28日
中国国民党は27日午後、釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)周辺海域で台湾漁船「新凌波236号」と日本公船が衝突した事故について、以下のように意見を述べています。
1、釣魚台列島周辺海域は我が国の合法的な漁業操業範囲です。中国国民党は、外交ルートを通じて事件の原因と責任を一刻も早く明らかにし、日本公船が我が国の漁船に衝突した原因と事故当時の漁業保護措置の動きについて速やかに説明するよう民進党政府に呼びかけています。民進党政府は釣魚台列島周辺海域の漁業権と漁師たちの安全を確保する責任があります。
2、日台友好に基づき、馬英九政権時代に結んだ「公益財団法人交流協会と亜東関係協会との間の漁業秩序の構築に関する取決め」(略称:日台漁業取り決め)に引き続き従うことを呼びかけています。
3、中国国民党は日本政界との友好関係を維持するため、慎重な対応で双方の民間の誤解を解消し、事態が拡大しないよう、日本側に呼びかけています。