2020年10月30日 星期五

江主席「人脈を繋ぎ、台湾海峡の平和のために努力しよう」と華僑に望む

江主席「人脈を繋ぎ、台湾海峡の平和のために努力しよう」と華僑に望む


中国国民党主席江啟臣は12日午前、第68回華僑節大会に出席した際に「華僑は救国の母であるばかりでなく、建国の母でもあります」と述べました。華僑と中華民国の間には非常に密接な絆があり、それは永遠に切れないものであることは全ての華僑の思うところです。そこで、江主席はまず華僑の長年にわたる中華民国及び台湾社会への支持と協力に対し、感謝の意を表しました。


中華民国の成立は革命から立国成功まで華僑の協力を得ました。もし華僑のご寄付とご協力がなければ、今の中華民国は存在していなかったかもしれません。近年に入り国際的に困難な立場にある中、中華民国はさらに華僑たちの支援と貢献を得、正式的な外交の舞台のみならず、各分野においても活躍の余地を広げることができました。



中国国民党と華僑界の関係について、江主席は「密接な関係」であると述べ、早期の興中会や同盟会をはじめ、中華民国の建国まで、もし華僑がいなければ、今の中華民国は存在していなかったかもしれません。中国国民党主席として改めて華僑界が中国国民党への支持と協力に感謝を表し、また、中華民国のために、私たちの故郷のために努力し、中華民国が世界の舞台で輝き続けるよう、人類社会に貢献するよう華僑に懇請しました。


世界のどこをとってみても、2020年は比較的困難な一年でしょう。世界情勢は急速に変化しており、病気の蔓延で人間関係は孤立し、主要国間の対立を加速し、台湾海峡の対立状況もこれまで以上に高まっています。 江主席は、海峡両岸の与党は慎重に対応すべきで、台湾海峡が主要国間の戦場になることを防ぐほか、華僑界の強みを発揮し、人脈を築き、台湾海峡の平和と安全のために努力するよう要請しました。


江主席は、国際情勢が困難な状況にあっても、華僑たちの愛国心と国際社会に対する関心を見れば、我々がウィルスに打ち勝つことと他の挑戦にも直面できることをさらに確信しています。十月には双十国慶だけでなく、国家として華僑の貢献に感謝する華僑節もあります。「中華民国は私たちの永遠の国家、台湾は私たちの変わらない故郷です。みなさんのお帰りをお待ちしています。中華民国のために頑張りましょう。がんばれ台湾!中華民国万歳!R.O.C FOREVER!」と強調しました。


華僑節大会前、江主席は中国国民党の党名改正についてマスコミ取材を受けました。江主席は、現時点で党名改正を改革の項目として設けず、現在の中国国民党にとって、最も重要な議題は民進党政府を監督することと一党独裁を防止することだという党内の合意に達し、これが目下、中国国民党がやるべきことに決まりました。このほか、中国国民党はラクトパミンを使用する豚肉の輸入や国家安全、台湾海峡の情勢など国民の関心を集まっている事柄について専念すべきだと表明しました。


中国国民党は創立から126周年を迎え、創立初期の党名は既に改名しましたが、現時点では我々は野党としての役割に影響を受けず、また、政党改革の議題として取り上げないと江主席は強調しました。
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