江啟臣主席、国防部に国軍の飛行戦力とパイロットの安全確保を呼びかける
本日(3月24日)、江啟臣主席は中央常務委員会(中常会)で談話を発表した際に、先日起きた空軍の不幸な墜落事故について、次のように国防部(国防省)に呼びかけました。「国軍における飛行の安全性を直視し、不幸な事故を繰り返さないよう、迅速に事故の原因を究明することです。とともに、全面的に新型高等訓練機を交換し、既存のF5-E戦闘機と交換する前に、修理とメンテナンスの強化や射出座席のアップグレードが必要です。そして国軍の飛行戦力を確保するだけでなく、パイロットの安全も確保も考慮すべきです。」
江啟臣主席も中央常務委員会にて、中国国民党を代表して不幸な事故により亡くなった羅尚樺中尉の家族に哀悼の意を表しました。また、捜索救難中の潘穎諄上尉の無事をみんなで祈っています。江啟臣主席は、「パイロットの育成は簡単ではなく、ひとりひとりの士官は国の重要な資産です。国の安全を守る英雄であり、更には、一家の大黒柱でもあります。墜落事故により離散した家庭を見て、非常に気の毒に思います。しかし、中華民国空軍は挫折を味わってなお、強くなり、困難な任務に負けず、あえて、より多くの若者たちが心を奮い立たせ、国を守る一員になるでしょう。」と強調しました。
江啟臣主席は以下のように述べました。「この一、二年で、アメリカと中国の対峙により緊張感が高まった時勢の影響を受け、中国軍機は台湾周辺の領空を侵犯し続けたため、両岸は相互憎悪が高まり、かつて両岸平和のために奔走していた友人たちは胸が張り裂けるような思いをしています。再び中国共産党当局からの偶発的な軍事衝突を回避するため、不要な軍事行動を控えるように呼び掛けています。海峡両岸の元首は、呼びかけの代わりに対話により、軍事対峙のリスクを減らすべきです。」
中国国民党が率いている二つの国民投票案の促進仕事に関して、江啟臣主席は次のように強調しました。「これは中国国民党にとって本年、最も重要な政治任務の一つです。すでに国民投票促進を遂行するチームを正式に成立しました。党本部と立法院党団(議員団)とシンクタンクの三者の力を結集し、もちろん地域の党支部と各県市の民意代表の力も借り、国民投票を促進しなければなりません。4月に正式に地域で説明会を開いたり、関連の説明書を作るなどして、党内の幹部から、国民投票のコンセプトを宣伝することを期待しています。一回一回の説明会を通し、末端の支持者らに国民投票促進の進捗状況を理解してもらうだけでなく、本年の8月28日になるべく国民全員に中国国民党が提出した国民投票案を支持してもらえるように頑張ります。
同時に、江啟臣主席も以下のように示しました。「他の公民権団体の国民投票案を通し、国民全体が自分の意志を示し、国のエネルギーやグリーン政策の方向を決め、現在執政の窮地から救うことを期待しています。すべての国民投票案に対して前向きな姿勢を示しましょう。また、民主進歩党政府には次のように呼びかけています。事実を捻じ曲げたり、中傷したりするような手段で国民の意志に泥を塗ることはやめてください。国民の最終の決定を尊重すべきで、国民の意志に従ってください。」
江啟臣主席は、国民投票案の促進するほか、次のように提言しました。「国会で監督することは野党にとって大事な仕事です。先週から、中国国民党立法院党団は提案を出し続け、ワクチンの購入について、立法院の調査閲覧班を成立することを呼びかけています。現在、政府と民間はすでに初歩的なコンセンサスを得ています。将来的に、国会の監督役目を果たし、目下のワクチン取得の遅延問題を把握します。守秘義務の原則上、民主的に監督します。国民が汗水たらして稼いだお金が合理的に運用されることを確認し、早く有効で安全な新型コロナウイルスのワクチンを十分な量取得し、更に国民がワクチン接種に対する信頼感を高められるよう協力し、なるべく早く接種率の目標を達成します。」