三月三十一日、中国国民党中央評議委員会主席団主席、元考試院長(人事院長に相当)の許水德氏が逝去したことを受け、中国国民党は深甚なる哀悼の意と悼みを表したほか、江主席もお悔やみと遺族に対するお見舞いの言葉を述べました。江主席は党主席として選ばれた際に、許水德中評会主席団主席から当選証書を授与され、「中国国民党が最も困苦窮乏した状況になっても、耐え忍びなさい。政治を志した初心を忘れるべからず。しっかりとすべての課題を解決しなさい。中国国民党が良い方向に向かってこそ、台湾はよくなります。そして、中華民国も前進できます。」という激励の言葉をかけられ、江主席にとっては心に刻みつけられました。江主席と李乾龍党秘書長は四月一日朝十時三十分に許水德元考試院長の霊前で焼香する予定です。
許水德元考試院長は生涯にわたり忠党愛国(中華民国を愛し、中国国民党に忠誠を誓う)という価値観を貫き、党社会工作会主任や党秘書長、中央評議委員会主席団主席など党内の要職を歴任し、何度も党役員選挙監督委員会の座長を務めました。穏やかな性格で党内事務を円滑に行ったに留まらず、中国国民党の発展をも推進しました。また、台湾省政府社会処長や内政部長(内務大臣に相当)、駐日代表、考試院長など国の要職を歴任したほか、高雄市長、台北市長も務めました。豊富な行政経験を持ち、各役職の役割を果たし、国家の発展に最善の努力を尽しました。
また、党内事務において忠義を尽くし、国家の発展においても優れた貢献を果たしたため、党員全体にとっては見習うべき模範となっています。中国国民党は全力でご遺族を支援します。